ふくらはぎうまく使えてる?膝下から足首の筋肉が癒着すると起こる症状

11月13日にパーソナルトレーナーでは珍しい治療科向けの研修に行ってきました!

そこで学んできたことは、「膝下から足首(ふくらはぎ)にかけての筋肉について」です。

ご存じの方もいらっしゃるかもしれないですが、ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれているくらい身体の中でとても重要な役割を担っている筋肉で、ふくらはぎの中にも多くの独立した筋肉が存在していて、その筋肉が癒着することで運動時のパフォーマンスから日常動作にまで悪影響を及ぼしかねません。

今回は、膝下から足首(ふくらはぎ)までの筋肉が癒着すると起こる症状をご紹介していきます!

ふくらはぎの筋肉について

筋肉が癒着するとはどんな意味?

一言で「ふくらはぎ」といっても多くの筋肉から構成されています。

外側の腓腹筋、その下のヒラメ筋、足の親指を動かす長趾屈筋、親指以外を動かす長母指屈筋など合計6カ所の筋肉があり、それぞれが独立した筋肉です。

ふくらはぎを単純に動かすとなると、同時に動く筋肉もあるので一概にはいえませんが、筋膜などが近くの筋肉と癒着すると本来動かないはずの独立した筋肉も一緒に動き、気付かないうちに誤作動を起こしてしまっているのです。

わかりやすく例えるなら、肩甲骨はがしを想像してみてください。

肩甲骨が筋肉に癒着すると可動域に制限がかかり、肩こりや首の痛みなどを引き起こし、運動パフォーマンスの幅も一気に狭まってしまいます。

ふくらはぎの筋肉もそれと全く同じだということです。

ふくらはぎの筋肉が癒着すると起こってしまう症状

先ほども軽く触れていますが、足の親指とその他の指を動かす筋肉は別物です。試しに一度足の親指だけを動かしてみてください。

全ての足の指が動いてしまった方は誤作動を引き起こしています。

「指が一緒に動いたけど、どこも悪くないよ!」と感じる方も多くいらっしゃるかもしれません。

しかし、大雑把な動きは身体のバランスが悪くなっている証拠で、突発的な動きの時に膝や股関節を痛めてしまうリスクが高くなっているのです。

身体のバランスが悪くなることで身体本来の重心が崩れてしまい、そのせいで前脛骨筋、腓骨筋(長腓骨筋・短腓骨筋)のバランスが崩れると、膝下のねじれを助長してしまうので、結果的に膝や股関節の痛みから腰痛を引き起こすなど二次的な痛みを引き起こしてしまいます。

また、運動面でもスイングの時の踏ん張る力や踏み込む力、健康面ではスタイル作りや外反母趾(素質部分以外)、日常動作などにも支障が出てしまう場合があります。

特にバスケやバレー、ランニングなどで飛ぶ・跳ねるという動作ではふくらはぎの筋肉をうまく使えてないとシンスプリントを引き起こしたりもしますし、足首の硬さが目立つと怪我や日常動作、運動能力の頭打ちなどに繋がってしまいます。

ふくらはぎをうまく使えることのメリット

ふくらはぎの筋肉や足首の柔軟性ををうまく使いこなせるようになると、日常動作に支障が出なくなり、スポーツでの怪我予防、技術面での上達にも繋がります。

先ほど例に出した肩甲骨でいうと、可動域が狭い状態でどれだけトレーニングを重ねても頭打ちになるのと同じで、足の指の筋肉の癒着が取れることで可動域が広がり、そこからトレーニングをすることで技術面での上達も見込めるようになるのです!

TRA-SUREからのメッセージ

細かなことですが、ふくらはぎの筋肉の筋肉や足首の動きをうまく使えるだけで日常動作からスポーツの技術面、スタイル作りまで大きな効果があることをおわかりいただけたでしょうか?

癒着してしまった筋肉を元に戻すためにはケアが必須となってきます。

TRA-SURE(トレジャー)では、筋肉のケアはもちろんのこと、癒着を解消した後のトレーニングや癒着を防ぐトレーニング方法も行っております。

また、今回は膝下から足首までの筋肉の研修でしたのでふくらはぎにフォーカスしましたが、その他の筋肉についてのお悩みにも対処しています。

「肩や腰が痛い!」「膝やふくらはぎが治らない!」という方も、ぜひ一度TRA-SUREで改善してみませんか?

無料カウンセリングも随時受付しておりますので、この機会にお気軽にご相談ください。

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