ゆらして、ゆるめる整体 TRA-SUREの「さとう式リンパケア」

2022年12月21日 2023年7月25日

jyunya

熊本で初の佐藤青児先生の講座と直伝の練習会に参加してきました！

さとう式リンパケアってなに？と感じる方も多いと思いますが、「さとう式リンパケア」とは、歯科医でもある佐藤青児先生が顎関節の患者さん達の治療のために考案した逆転の発想から生まれたリンパケア理論です。

練習会では、佐藤先生の考え方や伝え方、皮膚から伝わる感覚的なテクニックなど勉強になる事がたくさんあり、姿勢・歩行改善に、肩コリ、腰痛、顔のリフトアップなど自身の技術向上に繋がることがたくさんありました。

今回は練習会で学んできた「さとう式リンパケア」の内容と「さとう式リンパケア」とは？について詳しくご紹介していきます！

身体は3つの『腔』でできている！

画像を見てもらうとわかる通り、身体には大きく分けて、口腔・胸腔・腹腔という3つの空洞があります。

腔が潰れることによって、肩こりや腰痛、猫背や体重増加といった身体には良くない症状が出てしまいます。

わかりやすく説明すると、風船やペットボトルのようなものだとイメージしてください。

空気がパンパンに入ったペットボトルだと、画像左のようにピンとした姿勢になりますが、空気が抜けたペットボトルは少し押せば凹んでしまったり、変形したりしやすくなりますよね！

いろはすなどの柔らかいペットボトルで実験してみると非常にわかりやすいかもしれません。

筒状の空洞を広く保てれば、内蔵は活発に働き、健康も美顔も美ボディも手に入りますし、これらの腔が潰れると様々な体のトラブルを引き起こしてしまうということです。

人間の筋肉には「屈筋」と「伸筋」の2種類に分別され、関節を曲げる時には「屈筋」、伸ばす時には「伸筋」に力が入ります。

筋肉自体は伸びる力を持たないため、硬直した筋肉それぞれが拮抗する中でねじれが生じ、姿勢を崩す原因になります。

筋肉が縮まった状態で動かなくなると、筋肉内に体液（リンパ間質液）の流れが悪くなり、老廃物が排出されなくなります。

筋肉がパンパンに張ると、筋肉を包んでいる筋膜が引っ張られて、刺激され、痛みとなっていきます。

「押さない！揉まない！引っ張らない！」を基本に筋肉に『優しくふれて、ゆらして、ゆるませる』ことで、痛みが緩和され体液の流れもよくなりますし、よくある整体での揉み返しなどもなくなるとてもシンプルかつ効果的な施術になります。

さとう式リンパケアでは、優しく触って「痛みを意識させる」という点が非常に重要となってきます。

よく整体などでも痛みを意識させ、筋肉を強くもみほぐすという意味で痛む部分に直接力の入った施術を行いますが、逆に強く押すことによって意識も強くいってしまうため、心地よさがなくなり筋肉が緩みにくくなってしまうこともあるのです。

筋肉に優しくふれて、ゆらして、ゆるませることを基本とする『さとう式リンパケア』では、筋肉に余計な意識が向かないのでゆらしてゆるめることによって循環機能が上がり健康で美しい身体になったり、身体の基礎を作り上げることでトレーニングをする時にも良い効果が発揮できます！

さとう式リンパケアだけに限らず、施術を行う上で大切なことは「お客様と同じ目線に合わせる」こと。

我々、施術者はどうしても専門的な観点から症状を見てしまうので、「腰が痛い！」といわれると「下半身や足首が悪さをしているから症状が出ている」と考え、腰の治療なのに足を施術してしまうことが多々あります。

そこで治療を受けている方を不安にさせるのではなく、心地よく痛みを意識させながら、ゆらすことで筋肉のゆるみを実感してもらい、「安心感」を与えつつ、効果を発揮できるのです。

極端な話ですが、ゆるむということをお客様に意識付けることによって、2回目、3回目と施術の回数が増えるたび、触るだけで筋肉がゆるみやすくなるということもあるそうです。

また、練習会に参加していたセルフさとう式リンパケアを取り入れている女性の方が10年間セルフマッサージを続けたところ、顔のリフトアップにも成功し、若返り効果もあることがわかりましたし、基本的にポジティブな施術なので普段ストレスを溜めやすい方など現代の悩みに沿った施術法だと感じました。

TRA-SURE(トレジャー)でも「さとう式リンパケア」を取り入れた整体を受けることができます。

身体に負担もなく、痛みの改善と共にストレスも溜まりにくい施術となっておりますので、痛み→整体→痛み→整体というサイクルを抜け出せない方に、ぜひ一度体験してもらいたい施術です！

痛みを改善したい方やトレーニングの質を上げたい方、ストレス改善したい方など、お気軽にお問い合わせください！

〜健康で人生［セカイ］は変わる〜