一人一人に合わせた『分子栄養学』で健康や身体作りを最適に!

皆さんは「分子栄養学」という言葉をご存じでしょうか?

実際に分子栄養学という学問は存在しないのですが、栄養を分子レベルで解析することによって一人一人に合った栄養がわかるということになります。

例えば、同じ背格好で同じ年齢の人が同じ食事をしてトレーニングをしても半年後に全く同じ結果になるわけではありません。

一人一人顔や性格が違うように、その人にとって最高ではなく『最適』な栄養を取りながらトレーニングが必要となるのです。

今回は、そんな分子栄養学についてのご説明や栄養に関してご紹介していきたいと思います!

分子栄養学とは?

私たちの身体は、食事を摂取することにより栄養を得ているのは皆さんご存じだと思いますが、必要以上にとりすぎた場合は過剰症、足りない場合は欠乏症になってしまい、過度な摂取の場合も短期間、長期間の摂取にあわせて太ってしまたり、体調が悪くなったり身体に様々な変化を起こします。

誰しもが栄養を理解したうえで、効率よく摂取したいと考えることは当り前で分子と栄養学は切っても切り離せない関係にあります。

分子栄養学とは、栄養を単に分子レベルから解析するだけでなく、食事全体として理解し、応用までつなげる材料供給することで、近年アメリカでも分子栄養学は「オーソモレキュラー栄養医学」と称され、注目を集めています。

分子栄養学を理解することで、栄養管理をするうえで基本的に適量とされている栄養の摂取量よりプラスに取ったりマイナスに取ったりがわかり、一人一人に合った栄養管理ができるのです。

分子栄養学の観点からみた体に悪い影響がある食物

最初に説明した通り、全ての人に当てはまる事例ではないですが、個を見た時に今から紹介する食物が体に悪い影響を及ぼす場合もあります。

牛乳やヨーグルト

一般的には牛乳にはカルシウムが多く含まれていて、骨粗鬆症に効果的だと発表されていますが分子栄養学の観点では少し違った見解がなされています。

まず、牛乳を飲むと、牛乳に含まれる乳糖ラクトースを腸内の「ラクターゼ」という酵素で分解する必要があるのですが、人間は乳幼児期をすぎるとラクターゼの分泌が止まってしまうので、日本人の腸には、牛乳のカルシウムを吸収するために必要なラクターゼという酵素が少ないことがわかっています。

牛乳を消化することには向いていない日本人はどんなに牛乳を飲んでも、カルシウムは分解・吸収されることなく、ほとんどがそのまま排泄されてしまうということもわかっていますし、研究の結果、「牛乳を1日コップ3杯以上飲むと寿命が短くなる」ということも発表されているのです。

腸内環境にも良いとされるヨーグルトも食べるのは簡単ですが、しっかりと体内に吸収できておらず、人によっては腸内環境を悪くしてしまうといわれています。

大きい種類の魚は意外と危ない?

魚といえば、身体に良いイメージがあるのですが、大きい魚は意外と毒素を持っていることが多いです。

水銀を含む聖域にいる魚たちはプランクトンが水銀を食べ、食物連鎖でその魚がプランクトンを食べ、さらに大きな魚たちが小魚を食べるといったことで魚たちの体内に蓄積される銀は多くなってしまいます。

それを人間が食べることで毒素や重金属を摂取してしまい、細胞を直接傷つけることによって代謝を落としてしまったり、エネルギーを作っている回路に侵入してくることで解毒が必要となってきます。

体に直接的に影響がなくとも、解毒しない限り同じトレーニング、同じ食事をしていても痩せにくく、疲れやすい身体になってしまうのです。

分子栄養学での評価方法と重要な栄養素

栄養の過不足を見極めるには?

これまで説明した細胞や分子レベルでの栄養の過不足は以下の検査方法があります。

栄養過不足の検査方法

・血液検査
・毛髪ミネラル検査
・有機酸検査
・リブレ
・低アレルギー検査
・便検査
・メチレーション検査
・遺伝子検査

特に一般的な健康診断でも用いられる血液検査は栄養の過不足を分子栄養の視点で評価しやすい検査方法になります。

重要な栄養素「マグネシウム」

最も効率よくエネルギーを作るには糖質を原料に作り出すことで、糖質がエネルギーになるには、ビタミンB1・マグネシウム・鉄分が必須です。

甘いものがやめられない、ダイエット中に甘いものが欲しくなるのもこのマグネシウムや鉄分不足が原因で起こることが多々あります。

特にマグネシウムは600種類もの酵素反応に関わりますので非常に重要なミネラルとなります。

マグネシウムが不足すると起こりうる症状

・チョコレートが食べたい
・片頭痛がある
・眠りが浅い
・足が攣りやすい
・血圧が高い
・鬱や不安症状がある
・習慣的な飲酒・喫煙
・ストレスがある
・疲れやすい

マグネシウムは発汗や高たんぱく、高脂質食、カフェイン、ストレスなどによって排出されやすいので当てはまる方は注意が必要です。

ただ、マグネシウムは体内に取り込むだけではなく、皮膚から取り入れることが可能で、マグネシウムジェルや浴槽に入れるエプソムソルトという入浴剤などが非常に効果的とされています。

万人のダイエットの他に、寝ていて足が攣りやすい、血圧が高い高齢者の方々にもおすすめです!

トレジャーでは分子栄養学を用いた栄養指導も行っています

TRA-SURE(トレジャー)では、一般的な栄養管理だけではなく、分子栄養学を用いた栄養管理も行っています!

上記で紹介した通り、分子栄養学を取り入れるためには血液検査データが必須となります。

なぜ血液検査データが必要かというと、血液検査データは身体の中の様子や栄養状態を最も明確にかつ、客観的に指し示す指標なので、指数データさえあれば、何が足りていて何が足りていないのかを判断することができます。

お客様一人一人の身体作りや健康に『最適』な栄養とトレーニングを心がけ、これからも皆さんのお役に立てますよう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します!

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