足の速さは才能じゃない!「走り革命理論」から学んだ健康を発信することの大切さ

TRA-SURE(トレジャー)では、これまで数々の運動・栄養・改善の知識をブログにて発信してきましたが、そのきっかけの一つとなったのが以前受けたセミナー「走りの学校」。

私自身、学生時代にこれといったスポーツをやってこなかったので、現在トレーナーをしていながらも、そのことに劣等感を抱いていました。

しかし、このセミナーで足の速さは才能ではなく、正しい理論に基づき身体を動かすことができるようになれば、速く走れるようになることや何より”走ることの楽しさ”に気付け、それを機能改善や運動指導に活かせると気付いたのです。

今回は、セミナーで学んだ「走り革命理論」についてと、そこから学んだ健康を発信することの大切さをご紹介していきます!

和田賢一さんのご紹介

東京都出身。血液型はB型。身長170cm 体重70kg。

大学時代に偶然出会った「ライフセービング」という活動に深い感銘をうけ、競技である「ビーチフラッグス」と出会い、「ライフセービングの普及とビーチフラッグス世界一」という目標を見つけ挑戦をはじめる。

2012年、全日本種目別選手権優勝、その後数々の国内外大会に出場し入賞を果たす。
2013年11月、ライフセービングの本場オーストラリアへ単身修行。
2014年11月、スプリント技術を磨くためジャマイカ「レーサーズトラッククラブ(英語版)」へ単身留学。
2015年、全日本選手権2連覇、初めての挑戦となったEuro Beachflags tourでも優勝を果たし、スペインバルセロナにトレーニング留学。
2016年、全日本選手権3連覇、全豪選手権4位。
テレビ番組 MBS「ピラミッドダービー」、フジテレビ「one hour sensee」などに出演。
ライフセービング活動の普及、全豪選手権優勝を目指すと共に、「命の尊さ」を次世代に伝えられる「発信者」として大きく期待されている。

引用元:Wikipedia

写真の通り、単身でジャマイカに渡りウサイン・ボトルトが所属するチームにて3ヵ月間走り方の勉強を学ばれました。

「君のはスプリントじゃなくランニングだよ!」といわれ、ジャマイカでは今まで習ってきたこととは全く違う練習方法でベストタイムを1秒縮め、全日本選手権を連覇したことで、この「走り革命理論」を日本でも広められています。

走り革命理論をご紹介

ランニングとスプリントの違い

ランニング:長い距離を省エネで走り、最高速度には到達しない

スプリント:短い距離を瞬発的に走り、最高速度に到達する

ランニングスプリント
速度遅い速い
接地時間長い短い
膝の位置低い高い
接地時の浮足の位置後ろ下前上
接地位置重心の前重心の真下
カカト着く着かない
腕振りの可動域小さい大きい

POINT:カカトを着かないように接地することを推奨!

足部のどの部分で接地を行えば良いかという議論は陸上界の中でもしばしば議論になるトピックですが、「走り革命理論」はかかとを着かないように接地することを推奨します。

その理由としては、多くの方がさらに速く走れる洗剤の雨量を持ちながら、それを活かせていない最も大きな理由は重心の前にかかとから接地して、ブレーキをかけてしまうと捉えているからです。

なので正しいスプリントテクニックを習得する第一歩としてはかかとを着かない意識から始めることです。

99%の人がスプリントテクニックを習得できない理由

POINT:ランニングとスプリントが違うものという認識がない

学習指導要領には「走る」という言葉は多く記載されていますが「走り方」に関してはひと言も言及されていません。

「走る」ということは、根本的に「ランニング」と「スプリント」が異なるものだという理解が必要です!

POINT:誰でも理解し実践できる段階的な練習方法がない!

スプリントに限らずスポーツのプレーで求められる技術は簡単な動きを複数同時に行うこで達成されます。

例えば、水泳でいうと①浮く→②バタ足→③手の動き→④クロールのようなもので、走ることに関しても最初から闇雲に繰り返すのではなく、走りに関わる動きの連鎖を考慮した段階的な技術練習を積み上げることが必要です!

次に、習ってきた走り方理論の段階をかいつまんでご紹介していきます。

ベースポジション理論

走るというのは左右の足の入れ替え動作においては、足底が身体の重心に対して相対的にどこで設置するかによって、地面から受ける反力の向きが変わります。

足を重心の前に着くと身体は後ろ向きの力を地面から受けて減速し、逆に重心の後ろに着くと身体は前向きの力を地面から受けて加速します。

ポイント

①腿が地面と平行
②手のひらをお知りにあてて目線を前方に向ける(または両腕を腰)
③塾足のかかとから耳まで一直線となる姿勢(膝・腰を伸ばす)
④膝の角度が90度以内(膝をキュッと締める)
⑤浮足のつま先を前に向ける(足底は地面と平行になる)

NG

①軸足の膝が曲がってしまう
②浮足のつま先が下がってしまう
③浮足の腿が床と平行まで上がらない
④手が腰より下に落ちる/腕が身体の後ろへ引けてない

Yポジション理論

Yポジションが重要な理由

①腕の位置を固定することで足の動きにフォーカスできます
②より困難な環境で動きを習得することにより習得速度が向上します
③高い重心位置を保つことができます
④スプリントテクニック習得への客観的指数となりえます

走り革命理論を学んで…

この「走り革命理論」を学んでTRA-SURE(トレジャー)では、歩くことさえ困難な高齢者が走れるようになるまでの機能改善へと繋げたり、トレーニングの方にも活かしていけると考えております。

冒頭でもお話した通り、トレーナーという立場でありながら走ることに劣等感を感じていましたが、このセミナーで走ることの楽しさやお客様のアドバイスに非常に有意義になる知識ばかりで凄く勉強になったのも事実です。

この貴重な経験から皆さまにも実感していただきたいという気持ちで『健康』についての情報も発信するようになりました!

今後もお客様一人一人の身体作りや健康に『最適』な栄養とトレーニングを心がけ、これからも皆さんのお役に立てますよう精進してまいりますので、どうぞよろしくお願い致します!

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