「思考と感覚」くつろぎと一体感のワークショップでコミュニケーションを学んできました

4月16日、「思考と感覚」についてのワークショップに行ってきました。

普段は栄養についてや身体の動きに対する勉強系のワークショップに参加することが多いのですが、今回は感覚を研ぎ澄まし「相手と繋がる」というコミュニケーション能力を高める内容となります。

感覚を研ぎ澄ますことで芸術的な部分だったり、自身の内面的な開放、ひらめきなどが養われ、私にとっても非常に貴重な経験となりました。

今回は「思考と感覚」のワークショップで体験したことや学んできたことをお伝えしていこうと思います!

ファシリテーター紹介

須藤 昇 先生
神奈川県藤沢市出身
自然とつながるリンクナチュラル / リンクエナジー主宰

世界最大級の能力開発企業にて成功哲学を伝える。

インストラクターとして数百名を超えるクライアントを担当し、事業部の支店統括責任者などに従事。

退職後の2015年から偶然に偶然が重なる不思議な縁に導かれ、修験道において最も重要視されている。
熊野から吉野へと至る大峯奥駈での行を始める。

大峯奥駈での行中に山と呼吸が合っていき、樹木、岩、植物などとの境界線が消滅する一つに ”つながる” 体験をする。

ワークショップ第1部「二人で創造していく」

引用:https://e-ve.event-form.jp/event/48156/qoVY?g=entry

会場となったのは阿蘇郡西原村にある 風流kazaru。

ワークショップが始まる前から音楽が流れていたのですが、始まったと同時に自己紹介をすることもなく、その音楽に合わせて自分が好きなように踊るというとこからスタートしました。

もちろん周りの参加者も初対面で、内心「恥ずかしいし、やばいワークショップに参加したな」と思いつつ、踊らないと逆に目立つため恥を捨てて踊ることにしましたが、その時間はなんと10分!

いろいろ頭で考えながらその時間を終え、ここから自己紹介に移ります。

ただの自己紹介でも”どういうふうにまとめて伝えよう”と考えるのに、自己紹介をダンスで伝えましょう!とさらにハードルが上がります。

自分では思いっきり身体を動かして表現していたつもりでしたが、周りには動きが小さく見えていたそうで、感想を求められた時には「変な汗かきました」と正直に答えたことで自分も周りも少し緊張がほぐれたように見えました。

次に、二人一組となって対面30cmの距離で顔を合わせて目を見ながらテーマに沿って頷かないで話すというフェーズに移ります。

ここでも気まずさや恥ずかしさがあったのですが、慣れてくると相手の目に映る自分を見る余裕が出てきたり、次第に落ち着いてきたり…不思議と相手に合わせたり、同調したりすることで自分が楽になっている気付きます。

続いて、手を擦って相手の眉間や顔に近付けて熱を感じてもらったり、お互いの中指だけを合わせて相手を振り回すということを行いました。

ここでは、熱を感じることでの心地よさ、相手を振り回すということの大変さを学べたと思います。

ワークショップ第2部「二人の間にある共振共鳴」

第2部のワークショップでは、先ほどに引き続き、お互いの中指を合わせて情報を得るという内容になります。

動くわけでもなく、動かされるわけでもなく、指先から伝わる震えや感覚から相手の動きに自然と合わせれるようになり、心地よささえ感じているこの状態なら自己紹介でできなかったダンスさえ今ならできるような気持になりました。

最初は「こう動いたらいいかも、こんな感じなら大きく動いているように感じるかも」と頭で考えすぎていて、上手くできなかったダンスもこの状態になると、指先が触れているだけの相手とダンスを作り上げることができるまでになり、相手がローテーションしたとしても違う情報を感じ取り、合わせれるまでになります。

驚いたのが、先生と組んだ時に一番心地よいと感じたことでした。

そこから指先だけではなく、背中や肘を合わせて相手の熱を感じ取ったり、背中を預け合ったり、いろいろな心地よさを感じることができました。

最後に一部を触れ合いながら声のする方にみんなで集まりましょう!という時には、周りから見たら異常かもしれませんが、まるでミュージカルの最後を飾っているような気持ち良ささえ感じ、頭で考えすぎず、もっと「感覚」を大事にした方が良いということが学ぶことができました!

最後に

これは海外に比べ、日本人によくあることだと思うのですが、周りの目が気になったり、恥ずかしいという感情から行動できなかったりするのが悪いところだとだと思います。

「感覚」を研ぎ澄ますことで心を開くことを簡単にさせることもトレーナーとして大事な部分です。

例えば、我々トレーナーもお客様を評価し、見て指導するというのが基本の中で、相手の目を見てお伝えしています。

運動というものは決して楽ではありませんし、モチベーションを上げてあげることも大切でどれだけこちらから「熱意」を伝えても、その「純度」が伝わらないと意味はありません。

個人的に「めちゃくちゃいい!最高です!」といった100%の純度で伝えたくても、相手とのコミュニケーションが取れていないのであれば、本来の30%しか伝わらない場合もあります。

もちろん論理的に「股関節の動きがこうで、ああで…」と伝えるのも良い場合もありますが、100%を端的に伝えられた時がトレーナーとしてもお客様としてもそこで信頼関係が育まれているのではないでしょうか。

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また、考えて意識的より感覚的の方がトレーニングとしても伸びる方もいらっしゃると思うので、今後もトレーナーとしての勉強だけではなく、人間的な勉強も精進していきます。

お困りの際は、気軽にTRA-SURE(トレジャー)までご相談ください!

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