避けては通れない!?ダイエット停滞期が起こる要因とやってはいけないこと
ダイエットを長く続ける中で誰しもが一度はぶつかるダイエット停滞期。
どれだけ頑張っても体重に変化がなく、焦る気持ちや普段のダイエットからくるストレスなどで多くの方が悩まれていると思います。
ダイエット停滞期にはいくつもの要因がありますが、その人の体の状態だったり、栄養バランスをしっかりと見極めないと解決することができず、リバウンドの原因となってしまいます。
今回は、ダイエット停滞期が起こる要因とその時にやってはいけないことをご紹介していきます。
ダイエットが停滞してしまう理由
ダイエット停滞期に入ってしまう大まかな理由は「代謝が落ちる」こと。では、なぜ代謝が落ちてしまうのか?代謝が落ちる原因を説明していきます。
副腎疲労
副腎が疲労すると、ストレスホルモンであるコルチゾールとそれに付随する各種ホルモンの分泌の乱れが起き、ホルモンバランスが崩れます。また、副腎疲労はストレス、慢性炎症(肝炎症、腸内環境悪化)、睡眠不足等が原因にもなってしまいます。
低栄養/低糖質によって脂肪肝(炎症)が起こると糖新生機能は低下し低血糖になり、コルチゾールの分泌量が増えると、腸内環境は悪化し低血糖や肝機能低下を引き起こします。
低糖質、高タンパク質食、高脂質食は腸内の細菌バランスを悪化させることもあります。
午前中にカフェインが欲しくなったりするのはコルチゾール分泌不良による低血糖症状であり、副腎疲労になりやすい方は性格、生活習慣、食習慣が影響しているので普段から気を付けることが重要です。
低血糖
高血糖はさまざまな疾患の原因になりますが低血糖は死に直結してしまうので注意が必要です。
低血糖はアドレナリン分泌が増加するのため交感神経が優位になり、交感神経が優位になると消化吸収能力も低下してしまいます。
慢性的に交感神経が優位になることで中性脂肪が低下し、遊離脂肪酸が上昇します。
また、低血糖はインスリン抵抗性、精製糖質、ドカ食い、運動不足でより高い度合いまで進み。低糖質食は耐糖能を低下させ、少量の糖質で高血糖になりリバウンドの原因となることも。
甲状腺機能低下
甲状腺ホルモンは熱や代謝の中枢部分を補います。
甲状腺ホルモンの材料として、ヨウ素、チロシン、セレン、亜鉛、鉄が必要で糖質制限食は甲状腺機能の低下へと繋がり、甲状腺が低下してしまうと腸内細菌のバランスも悪化してしまいます。
その他にも、栄養不足による低カロリーへの慣れ、過度なダイエットをしすぎて停滞期のさらに上へといってしまうなどたくさんの要因があります。
ダイエット停滞期に絶対やってはいけないこと
ダイエット停滞期に入ったとき絶対にやってはいけないことは「食事を減らす」こと。
痩せないからといって食事をどんどん減らすと、ただでさえホルモンの分泌が減っているのに栄養をカットしてしまうと痩せにくくなります。
基本的にダイエットの入り口として食事を減らすことから入り、体重が落ちてはきますが、それは摂り過ぎている栄養を抑えているから痩せるだけであって、しっかりと栄養を管理しているわけではありません。
食事の管理をしっかりと見直すことでダイエット停滞期も乗り切ることができるのです。
また、以前紹介した分子栄養学の血液管理でも栄養管理が簡単にできます。
チートデイは良いの?悪いの?
結論からいうとチートデイは良いものです。しかし、チートデイといってドカ食いすることはあまりおすすめしません。
これまで説明した通り、ダイエット停滞期は体のどこかに不具合が生じているので、それをカバーする栄養を足してあげることが大切です。
また、体温が下がって体がきつかったり、元気がなかったりする場合にもチートデイを挟むと良いでしょう!
私がおすすめするチートデイは、3日から1週間くらいの期間で少しずつ炭水化物を増やして体重の変化を見ながら行うのが理想的。
ドカ食い・爆食いも悪くはないですが、それをしてしまうと血糖値が一気に上昇して下降してしまうのでストレスホルモンになりやすく最悪の場合はドカ食い・爆食いが習慣化してしまいリバウンドしてしまいます。
基本的にチートデイは満足して心のストレスを発散することなので、悪くはないですが注意しましょう!
トレジャーからのアドバイス
栄養管理が重要だとお話しましたが、一般的な人にとっては栄養管理は難しいと思いますので、そんな時はこちらのアプリをお使いください!
こちらの「あすけん」という管理アプリを使うことで、皆さまにも自分で管理できる習慣を身につけていただければと思います。
ダイエット時に運動を取り入れたい場合には日頃から管理されているアプリの指数を見れば、サポートする側も非常にアドバイスがしやすくなりますので、その際はぜひTRA-SURE(トレジャー)までお越しください!