いろいろな講習会で学んだ共通する「気付きの芽」　選択と目標達成

2023年7月25日 2023年8月2日

jyunya

これまでもブログで数々の講習会に参加した内容を発信していますが、私はトレーナーとして技術面だけではなく、精神面や栄養面、ゲスト様の目標達成に寄り添って手助けができるようにいろいろな勉強を常日頃から心掛けています。

その中で、最近参加した講習会を通して、共通して感じることがありました。

普段の生活で人間は知らない間に多くの”選択”をしており、その選択した中で「やらない・できない」と思ったことは一度認識はしていますが、頭からは消えてしまっています。

今回ご紹介する、いろいろな講習会で学んだ共通する「気付きの芽」という内容を皆様にも共有できたらと思います。

ゆらして、ゆるめる整体「さとう式リンパケア」での気付き

今回は、さとう式リンパケアをわかりやすく説明してくれる川島先生に「ゲストさんにどのような施術をしていますか？」という素朴な質問を投げかけてみたら、その返答は「治そうとしない・揉もうとしない」という”～しない”でした。

治しにくるという当たり前のことですが、「無理に治そうとして逆効果だったことはありませんか？」という質問に妙に納得。

例えば、近年よくいわれるキュアとケアについて。

聞きなれないキュアという言葉は、お医者さんが悪い箇所を治す、直接的にアプローチすることを指し、反対にケアというのは普段から我々が行っている、どこからでも”身体のケア”ができることです。

そもそも、さとう式も”リンパケア”という名前の通り、硬くなった筋肉をゆらして柔らかくして、その柔らかくなった部分を増やしていくと繋がりで動きやすくするというものになります。

また、痛みの原因というのは直接痛む部分からきているというのは少ない傾向にあります。（骨折などを除く）

無理に治そうと筋肉にプレシャーを与えると逆に固くなってしまうので、麻酔をして感覚を鈍らせてからのキュアなどが一般的なのです。

おもしろい実験の例をあげると、段々の長さをした竹の棒を並べて一斉にゆらすと”共振”という現象が起こりますが、ある一定を超えると”免振”という現象が起こり、全てのゆれが収まってしまいます。

この竹の棒の長さを人間の身体に例えると、身長が高い人、身体が大きい人、痩せている人でも一定を超えるとゆらしても効果が出なくなってしまうのです。

また、人間は赤ちゃんの頃から心地良いゆれで安心して眠ったり、ゆれと非常に近い存在にあります。

逆に起こされる時の激しいゆれは非常に不快に感じ、その点を踏まえて「無理にゆらして緊張していしまいケアにならない」という意味で”～しない”という選択をしながらゲストさんと向き合っているとのことでした。

ジョイ・オブ・ビジネスのセミナーでの気付き

こちらのセミナーは簡単にいうと、気付きに対して自分に問いかけを行い、成長に繋げながらビジネスにも活かせるという内容のものでした。

自分の経験や知っていることは当然頭の中にありますが、いろんな常識や人からの情報を聞いていくうちに知らない自分が構築されています。

その中でも「これしたらダメなんじゃないか・これをしたら嫌われるんじゃないか」など、知っていても知らないうちに選択肢から外れ、忘れてしまっていることが少なからずありますよね。

それを掘り返して、気付き、もっと良いことがあるんじゃないかとマインドを良くするということです。

これをセッションに置き換えると、今ゲストさんが怪我せず無理なくできる範囲の許容ということにも代用できます。

ジャッジメント(選択)をなくすことで、思考や意識の広がりができ、気付きのチャンスが増え、自分の中の成長のきっかけへと繋がります。また、自分自身に問いかけをすることでマインド的（精神的）にも楽にセッションに臨んで楽しみながら改善ができるという感じです。

まずは自分の知っていることから選択肢を増やし、ジャッジメントしないで無理のない選択に気付けることで、より良い自分になれるというのがこのセミナーでの気付きでした。

ダイナミック瞑想のセミナーでの気付き

瞑想といえば、座禅を組んで目を瞑り、心を落ち着かせるというイメージですよね？

しかし、こちらのダイナミック瞑想は息を思いっきり吐いたり、叫んだり、動き回るというダイナミックなものでした。

参加者がやりやすいようにアイマスクで目を隠して行われたのですが、一つの項目を10分以上思いっきり行うことで、正直恥ずかしさや思考、選択がどうでもよくなるという内容です。

飛んだり、跳ねたりすることで周りの熱気を感じることができ、動き回っても人とぶつからないという不思議な現象を体験することもできました！

最後にシェア会があり、参加者の中には「人前に立つのが嫌いだけど、どうでもよくなったことで思いっきり叫ぶことができた」や「最初は叫んでいたけど、声を出さないという選択ができた」、「子どものお遊戯会で泣きたかったけど、恥ずかしくて泣くことができず、このダイナミック瞑想でその感情が溢れ出し、泣くことができた」など様々な意見が飛び交いました。

多分ですが、普段のストレスが発散できたり、「参加者の皆さんの熱気を感じることで温かさを感じ光を感じた」との意見も。

私たちは地球規模で考えればとても小さな存在です。光が届かない場所もあれば、月の引力の関係でむくみがでたり、デトックスをしたなんて話もよく耳にします。

このセミナーで学んだことは、大きい規模で考えた時に狭い選択肢の中からだけではなく、いろんな考え方を取り入れた方が自分もゲストさんにも選択肢が無数に広がるという点でした。